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『時をかける少女』を観賞。
『時をかける少女』


公式ページhttp://www.kadokawa.co.jp/tokikake/


   原作:筒井康隆

   監督:細田守
   脚本:奥寺佐渡子
 美術監督:山本二三
キャラデザ:貞本義行
 作画監督:青山浩行
      久保田誓
      石浜真史
 色彩設計:鎌田千賀子
   撮影:冨田佳宏
   CG:ハヤシヒロミ
   編集:西山茂
   音響:倉橋静男
   録音:小原良男
   音楽:吉田潔

アニメーション制作:マッドハウス

<声の出演> 

 仲里依紗  紺野真琴
 石田卓也  間宮千昭
 板倉光隆  津田功介
 原沙知絵  芳山和子
 谷村美月  藤谷果穂
 垣内彩未  早川友梨
 関戸優希






 かつてのジブリ作品のように長い間楽しめる、素晴らしい名作アニメーションとなる映画です。

 序盤のあっけない展開には戸惑うものの、中盤から後半にかけてのストーリ―展開や構成は、アニメーションだけではなく映画作品として見本になる気がしました。
 原作はあの筒井康隆先生なのですが、原作に劣らず――というか原作以上の面白さがあるというのは、まさしく素晴らしいといえるでしょう。

 原作にはない展開や設定はもちろんですが、ある隠し要素もありますし、そこはそれで楽しめる内容となっています。
 

 “タイムリープ”という能力を突然持ってしまった少女・紺野真琴と仲の良い友人・チアキとコウスケ。
 主人公・マコトを軸に描かれる風景は、とても綺麗で優しく、心が穏やかになります。

 しかし、時間というのは残酷で、残酷であるからこそ“タイムリープ”する事の意味、重さをマコトは実感し浅はかな自分を責めてしまう。
 それが酷く暗くて、映像の綺麗さには似つかわしくなくて、でも魅入ってしまって、感動してしまって、涙があふれてきて、体が震えちゃうし、怖くなってしまうし、どうしたら良いか分からない感情が僕にまで迫ってきて、それでもまばたきすら惜しんでしまう……そんな作品でした。

 
 観ていて本当にドキドキするし、ああ僕は今高校生なんじゃないか? って思うほどの切り取ったリアルな日常の一コマ。
 苦しいほどの感情――それこそ甘酸っくて胸が痛くなる、言葉にするなら青春って感じの何かが肉薄してきます。

 序盤の何気ない普段の日常と、マコトが“タイムリープ”した後の日常ではかけ離れた世界観が存在していて戸惑います、戸惑いますが素晴らしい構成であるし、映像です。
 この映画を鑑賞した誰かと一日中語ってそれでもまだ語り足りない、一日中どころかDVDを購入して一週間でも一ヶ月でもここがどうだ、あそこがああだ、と語り尽くしてミイラになるぐらいまで語り尽くしたい。

 こうしてグダグダと書いていて、本当にこの『時をかける少女』を観てくれるか心配で、本当にみんなに誰もに観て欲しい映画だということを分かって欲しいのに伝える事が出来ない自分がもどかしい。


 本当に良い映画なんです、アニメーション作品としてジブリ作品の世界観は素晴らしいですが、こういった作品も名作であるし傑作であるのです。
 上映館数が少ないのが本当に残念で、残念であるからこそもっと宣伝をしたいし、映画を観れないのならDVDでも良いから観て欲しい、みんなに観て欲しい映画なのです。

 だからお願いです。
 アニメーション作品であるし、アニメーションが駄目な方はキャラクターの絵に引かれる方もいるでしょう。

 だけど観て下さい。
 本当に良い作品です。

 ただもちろん、ある一人が感動した作品に誰もが感動するとは限りません、もしかしたらこの『時をかける少女』を駄作だと一蹴する方もいらっしゃるかもしれません。
 しかし、それはそれで観て下さい。

 アニメーション作品にも、実写に負けないような構成や映像を描けるクリエイターが居るという事を知って欲しい。
 お金をかければ良いわけじゃないし、アニメーションは何もジブリ作品だけではありません……だから観よう。

 この夏休みにみんなで、『時をかける少女』を観に行くのだ!!



 ★×10.0


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幕末機関説 いろはにほへと 巻の九(最終巻)
クリエイターへの思い 2007-10-07-Sun 11:39
幕末を舞台にしているので空気が重いのはしかたないです。むしろ大歓迎。しかし話のテンポが少しだるかった…。ひたすら歴史のお勉強をしている気分。駄菓子菓子、きっといつか盛り返してくれる!と期待して見ていたのですが…土方さん登場あたりからでしょうか?主人公の影が  [続きを読む]
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