TheFutureForecast (管理人・黒子)
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『ゲド戦記』を観賞。
『ゲド戦記』


公式ページ⇒http://www.hachikuro.jp/


   原作:アーシュラ・K・ル=グウィン

   監督:宮崎吾朗
   脚本:宮崎吾朗
      丹羽圭子
 作画監督:稲村武志
 美術監督:武重洋二
 作画演出:山下明彦
   音楽:寺嶋民哉

デジタル作画監督
     :片塰満則
 映像演出:奥井敦
 映像効果:笠松広司
 色彩設計:保田道世
   整音:高木創
   録音:若林和弘

<声の出演> 

 菅原文太   ゲド
 岡田准一   アレン
 手嶌葵   テルー
 田中裕子   クモ
 小林薫国王
 夏川結衣   王妃
 香川照之   ウサギ
 内藤剛志   ハジア売り
 倍賞美津子   女主人
 風吹   ジュンテナー







 まあ、他の方々と同調するわけじゃありませんが、やはり全く面白くなかったです。
 僕にとっての唯一ともいえる利点は、ジブリの絵を見れたことなのですが、それもいつも通りで新鮮味がない――といってしまえば終わりの話。

 そういうのは置いといて、内容のこと。


 何が駄目って、いろいろ駄目です。
 一番駄目なのが、映画を鑑賞した後に何の答えも出ていない点。

 CMや広告で散々あおっていたキャッチコピーがあるのですが、その問いかけの言葉に対しての“答”が何一つとして見えない、感じない。
 宮崎吾朗監督は把握しているかもしれませんが、監督の自己エゴのみで制作された映画なんて何の価値も意味もありません。


>世界の均衡が崩れている……

 崩れている原因は?
 それでいて、その世界の均衡が崩れている――ことを解決しないの??


>人間の頭が、変になっている……

 変になっている原因は???
 それでいて、頭が変になっているのは――どうにかならないの????


 と、少なくてもこんな感じでした。
 というか、キャッチコピーの言葉の中に含めているくせにそれに対しての提示がいっさい揃っていないって、さすがに問題があるのではないでしょうかね?

 答えが出てこない映画なのであれば、“世界の均衡が崩れている”とか“人間の頭が、変になっている”とか宣伝文の中に入れないで欲しいですね。
 観客側としては、やっぱり構築された設定を含んだ壮大な世界観を想像して、いったいどんな物語になっているのだろう? と、期待しちゃうじゃないですか、ガッカリでしたよ。


 例えば、『風の谷のナウシカ』だったら……
 人間を破滅に追い込んでいく“腐海”が実は、人間が汚染した世界を浄化していた――という構造がありました。

 『魔女の宅急便』であれば……
 少女キキが知らない土地で知らない人と出会い暮らし、心の変化と共に魔法が失はれ、そして取り戻す――という少年少女の成長が仮想現実の中で体験する事ができました。

 
 まあここで、宮崎駿監督の過去の作品を例に挙げても仕方が無いのですが、やはり映画にはこうした物語の転換と解決が必要なわけです。
 それが一切見られないこの作品は、アニメーションとしてはともかく映画として全然駄目だったと、僕は思います。

 そもそも、人間と竜がひとつになったからどうなんだよ!?
 意味が分かりません。

 それに、物語は基本的にゲドとアレン、そしてテナーのみで構成され終結しているので、すごい身内だけの話になっています。
 もう何というか、世界観がそこだけ。それのみ。

 なので世界観が非常に狭いし構成力が甘い。

 というわけで、散々CMとか流しちゃっているジブリ新作の『ゲド戦記』ですが、わざわざ映画館に観に行く必要はありません。
 お金の無駄です。


 というか、この駄目さ加減を言葉で説明できないのが口惜しい……誰か変わりに観に行って、酷評して下さいw
 といっても、もうネットのいたるところで酷評されていますが(苦笑)


 ★×3.2

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