TheFutureForecast (管理人・黒子)
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2006年の読書ベスト10
今年は、
島田荘司先生の『御手洗潔のメロディ』から始まって、川島誠さんの『800』で終わりました。
計167冊。

ちょうど2日に1冊読んでいることになりますね。
今年は仕事を変えたせいもあっていまいち読書ペースが掴めずにいましたが……来年はもっと頑張って読んでいこうかと思っています!!
とりあえず今まで読んでいなかったジャンル外の作家さん、得意ジャンルでも回避していた作家さんに挑戦していこうかと思っている次第です。

そうですね……。
西村京太郎先生とか内田康夫先生とか挑戦してみようかと思っています、中高年から壮年の方々の人気が高い理由を探ってやろうかと思っております!!

前置きが長くなりましたが、ベスト10です。



10位:『化物語』




12月の中旬に読んだ本なのだけれど、
それまで今年面白かった本をまとまっていた私的ランキングに一気にのし上がった作品。

本人が自信がある作品だと言っていた理由も分かるというものです。
あとがきで趣味で書いた小説。と言っていた通り非常に楽しく読める小説でした。
この小説を書いている当時の西尾維新先生の姿がイメージできるほどに会話の掛け合いが楽しく、ああ多分書いていながら笑っていただろうなあ……と想像しながら笑えるコミュニケーションは最高でした。

固有名詞で申し訳無いのですが、知人のネゴシさんに是非にでも読んで欲しい一作。
というか読まれてあるかな?


9位:『黒いトランク』




本格ミステリー作品の傑作であるのですけれど、
ミステリー読みとしてまだまだ若輩者の僕はまだ未読でした。

たまたまこの小説を手に入れる機会があったので読んでみたのですが……これはさすがっという言葉も出ることもなく、ただただ尊敬と感心を抱いてしまう素晴らしい作品でした。
未読の方は是非にでも手にとって欲しい作品です。


8位:『LOVE』




今年の最大の収穫の1つは、古川日出男という作品に出会えた事ですね。
文体に惚れ、
作品に惚れ、
作者の自信満々な態度に惚れた。

まさしく『LOVE』であるし、ロックでした。
最高。


7位:『銃とチョコレート』




僕の中では最高であると思っている作家さんの一人が乙一先生。
そんな乙一先生の久しぶりの長編が、講談社の「ミステリーランド」から出版。

大人も子供も読めるジュブナイル作品として完成度の高い素晴らしい作品でした。
こういう作品を書いてくれるからこそ、ファンをやっていて良かった……と心から思えるのです。
ファン心理から絶賛している面もありますが、普通に面白い作品です。

値段は高いですが是非是非。


6位:『告白』




非常に影響を受けてしまう文体には言葉もないぐらい圧巻。
ついつい日記で真似してしまいました。

「河内十人斬り」を題材にした作品であり第41回谷崎潤一郎賞を受賞した作品。
その名に恥じぬ素晴らしさと簡潔なタイトルながら非常に印象に残る潔さは、作品を読んでみた人にしか分からないので是非読んでください。


5位:『ホビットの冒険』




『指輪物語』(絶対にロード・オブ……とは言いたくない)の作者であるJ.R.R・トールキンのファンタジー長編であり超名作である素敵で素晴らしい作品。
うーん。

この作品の素晴らしさを伝えるのは難しい……。
小説的展開や面白さとはまた違う面白さがあるので、ここが良いというのは人それぞれな気がするのですよね。
各々感じる部分があるはずなので、読んでみないと分からないはずです。

あえて言うなら「世界観」ですね。


4位:『邪魅の雫』




京極夏彦先生の待望の京極シリーズ最新作。
購入してから一息に読んでしまってから息を吐き、面白さに感動したのも束の間、この面白さを再び味わうのはまた数年後になってしまうのか……と思うと寂しさを感じてしまった。
そんな一作でした。

原書房さんから出版された「本格ミステリベスト10」でここ最近の10年間の最大の収穫は京極夏彦だ、と書かれていて感動に胸を打たれました。

とてもよかった。


3位:『翼ある闇』




本格ミステリ界で名を馳せる麻耶先生の処女作品。
もうプロットもトリックも言葉も出ませんんでした。

そして推理も……。
であるからこそ心を打たれたわけであり、僕の中で尊敬する作家さんの一人として覚えさせてい頂くことになったので、非常に嬉しかったのですけれどね。

評価は高くとも、実際に読者に受けるか受けないかは賛否両論の作家さんであり作品でしょうけれど、是非読んで欲しいと思います。


2位:『空色勾玉』『白鳥異伝』『薄紅天女』




ある知人が尊敬している作家さんの一人で、敬愛する作品。
影響されて読んでみて感化されてしまう事はたびたびありますが、感化というよりも自分の好みにストレートに入ってきた事はそうそうありませんでした。
けれど、
これはそんな僕の好みど真ん中に入ってきました。

ああ影響されて、読んでみて良かった。
知れて良かった。
そう思える瞬間があるからこそ僕は本が大好き。


1位:『アラビアの夜の種族』




2006年文庫化されたことで注目を浴びたわけではありますが、それ以前に注目を浴びていた作品ではあるんですよね。
まあ僕が言うまでもないのですが……(苦笑)

そうですね。
この作品はたった一言。

最高傑作!!


番外:『SPEEDBOY!』




「講談社BOX」から出版されたまいじょー作品ならぬ舞城王太郎作品。
胸を打つ以上に感動してしまった作品。

一生心に残る作品になったと思う。
読んで欲しいという気持ちはあるけれど、むしろみんなに読んで欲しくない。
自分だけの為に取っておきたい……と思いつつ、みんな読め!


以上です。
今年の収穫は三人の作家さんに出会えたこと(すでに著名な作家さんですが……)。
出会えた順番に言えば、

一人は、荻原規子先生。
一人は、麻耶雄嵩先生。
一人は、古川日出男先生。

出会いと感動がランキングに強くで現れてしまったランキングでした。
1位、2位、3位は、4位以下の作品とは差があると思って頂いても構わないぐらいに衝撃でした。

とはいえ4位以下の作品に優劣は無いのであまりランキング自体に意味は無いかもしれません。
まあ兎に角そんな感じの一年でした。

来年の目標は1年に200冊超え。
仕事も頑張りたいですが、読書も頑張ります。

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COMMENT

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ネゴシ | URL | 2007-01-01-Mon 11:54 [EDIT]
読みましたよ化物語。ベスト10には入れなかったけど面白かったです。
ひたすら相手を褒め称えるキャラクターってのが新しくてビックリしました。
返事遅れました、申し訳ない。
管理人 | URL | 2007-01-03-Wed 01:40 [EDIT]
>ネゴシさん
読んでいましたかあ、そっかそっか。
何となくですが、ネゴシさんが書きそうな(かなりの想像いわゆる妄想)お話だと思ったので名指しさせて頂きました。

この手のキャラクター掛け合い漫才みたいな形式としては最高の小説だったと私は思っています(笑)
しかし、
かなり作者の好みが反映されていましたね。

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