TheFutureForecast (管理人・黒子)
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第30回『日本アカデミー大賞』の発表!?
 第30回『日本アカデミー大賞』ノミネートと最優秀賞の受賞作品。
例によって作品賞から順順と並べますので、まだ見たくない方は要注意を!!



 ○優秀作品 

『明日の記憶』

『男たちの大和 YAMATO』

『THE 有頂天ホテル』

『武士の一分』

『フラガール』

 最優秀作品賞  『フラガール』 


○優秀アニメーション(2007年度より創設

『あらしのよるに』

『ゲド戦記』

『時をかける少女』

『ブレイブ ストーリー』

『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)』

最優秀アニメーション賞『時をかける少女』


○優秀監督賞

・佐藤 純彌
 『男たちの大和 YAMATO』

・中島 哲也
 『嫌われ松子の一生』

・三谷 幸喜
 『THE 有頂天ホテル』

・山田 洋次
 『武士の一分』

・李 相日
 『フラガール』

最優秀監督賞李 相日 『フラガール』

○優秀脚本賞

・砂本 量・三浦 有為子
 『明日の記憶』

・中島 哲也
 『嫌われ松子の一生』

・三谷 幸喜
 『THE 有頂天ホテル』

・山田洋次・平松恵美子・山本一郎
 『武士の一分』

・李 相日・羽原 大介
 『フラガール』

最優秀脚本賞李 相日・羽原 大介『フラガール』


○優秀主演男優賞

・オダギリ ジョー
 『ゆれる』

・妻夫木 聡
 『涙そうそう』

・寺尾 聰
 『博士の愛した数式』

・役所 広司
 『THE 有頂天ホテル』

・渡辺 謙
 『明日の記憶』

最優秀主演男優賞渡辺 謙『明日の記憶』


○優秀主演女優賞

・檀 れい
 『武士の一分』

・長澤 まさみ
 『涙そうそう』

・中谷 美紀
 『嫌われ松子の一生』

・樋口 可南子
 『明日の記憶』

・松雪 泰子
 『フラガール』

最優秀主演女優賞中谷 美紀『嫌われ松子の一生』


○優秀助演男優賞

・大沢 たかお
 『地下鉄(メトロ)に乗って』

・香川 照之
 『ゆれる』

・笹野 高史
 『武士の一分』

・佐藤 浩市
 『THE 有頂天ホテル』

・松山 ケンイチ
 『デスノート』

最優秀助演男優賞笹野 高史『武士の一分』


○優秀助演女優賞

・蒼井 優
 『男たちの大和 YAMATO』

・蒼井 優
 『フラガール』

・富司 純子
 『フラガール』

・もたい まさこ
 『かもめ食堂』

・桃井 かおり
 『武士の一分』

最優秀助演女優賞蒼井 優『男たちの大和 YAMATO』『フラガール』


○優秀音楽賞

・大島 ミチル
 『明日の記憶』

・ガブリエル・ロベルト/渋谷 毅
 『嫌われ松子の一生』

・冨田 勲
 『武士の一分』

・久石 譲
 『男たちの大和 YAMATO』

・本間 勇輔
 『THE 有頂天ホテル』

最優秀音楽賞ガブリエル・ロベルト/渋谷 毅『嫌われ松子の一生』


○優秀撮影賞

・阿藤 正一
 『嫌われ松子の一生』

・阪本 善尚
 『男たちの大和 YAMATO』

・長沼 六男
 『武士の一分』

・山本 英夫
 『THE 有頂天ホテル』

・山本 英夫
 『フラガール』

最優秀撮影賞長沼 六男『武士の一分』


○優秀照明賞

・木村 太朗
 『嫌われ松子の一生』

・大久保 武志
 『男たちの大和 YAMATO』

・中須 岳士
 『武士の一分』

・小野 晃
 『THE 有頂天ホテル』

・小野 晃
 『フラガール』

最優秀照明賞
中須 岳士『武士の一分』


○優秀美術賞

・桑島 十和子
 『嫌われ松子の一生』

・種田 陽平
 『THE 有頂天ホテル』

・種田 陽平
 『フラガール』

・出川 三男
 『武士の一分』

・松宮敏之・近藤成之
 『男たちの大和 YAMATO』

最優秀美術賞松宮敏之・近藤成之『男たちの大和 YAMATO』


○優秀録音賞

・岸田 和美
 『武士の一分』

・志満順一・太斉唯夫
 『嫌われ松子の一生』

・白取 貢
 『フラガール』

・瀬川 徹夫
 『THE 有頂天ホテル』

・松陰信彦・瀬川徹夫
 『男たちの大和 YAMATO』

最優秀録音賞松陰信彦・瀬川徹夫『男たちの大和 YAMATO』


○優秀編集賞

・石井 巌
 『武士の一分』

・今井 剛
 『フラガール』

・上野 聡一
 『THE 有頂天ホテル』

・小池 義幸
 『嫌われ松子の一生』

・米田 武朗
 『男たちの大和 YAMATO』

最優秀編集賞小池 義幸『嫌われ松子の一生』


○優秀外国作品賞

『クラッシュ』

『ダ・ヴィンチ・コード』

『父親たちの星条旗』

『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』

『ホテル・ルワンダ』

最優秀外国映画賞『父親たちの星条旗』


○新人俳優賞

・須賀 健太
 『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』

・塚地 武雅
 『間宮兄弟』

・速水 もこみち
 『ラフ』

・松山 ケンイチ
 『男たちの大和 YAMATO』

・蒼井 優
 『フラガール』

・檀 れい
 『武士の一分』

・山崎 静代
 『フラガール』

・YUI
 『タイヨウのうた』


○会長特別賞

・故 伊福部 昭
 <音楽>

・故 今村 昌平
 <監督>

・故 田村 高廣
 <俳優>

・故 丹波 哲郎
 <俳優>

・故 永山 武臣
 <松竹>


○会長功労賞

「LIMIT OF LOVE 海猿」企画チーム


○岡田茂賞

株式会社ロボット


○協会特別賞

鈴木 和幸
<映画美術特殊工作>






 というわけで以上の結果でした。
 おおむね予想通りでした――と言いたかったのですが、まさかこれほど『フラガール』が評価されているとは思いもしなかったので、外れた箇所がチラホラ。

 『フラガール』は観るの止めてしまったので何とも捉えづらかったです。
 まあ上から順番に感想を簡単に。

・作品賞
 作品賞と監督賞は分け合うかと思っていましたが、『フラガール』のW受賞となって若干の驚き。そんなに素晴らしい作品だったのか? まあ確かに他のノミネートで一般大衆が観て楽しめるエンターテインメント作品は『フラガール』だけだったかも。
 裏のなんちゃらとかは良く知りません。


・アニメーション賞
 嬉しいはずなのに余り喜べません。なぜなら「日本アカデミー賞」自体が好きじゃないから。 


・監督賞
 中島哲也監督が怖いのであげてほしかった……(苦笑)
 受賞したのは李相日(リ・サンイル)監督なのですが……この受賞パターンは僕の嫌いなパターンなので、今後の李相日監督の動向が気にかかります。

 というのも、この結果によって李相日監督の認知度が高まり、それによってメジャー系映画のメガホンを取ってしまう事になる……のを恐れています。李相日監督の『69』や『スクラップ・ヘブン』は僕の中でかなり評価しつつ大好きな作品ですし、こういうインディーズ寄りの攻撃的な作品は上映館数の多いメジャー映画では制作することは出来ません。
 李相日監督が受賞された事は喜ばしいのですが、上記のような映画を作らなくなってしまったら、それは残念としか言えませんね。

 とはいえ李相日監督のファンの一人として、おめでとうございます。と言っておこうと思います(笑)


・脚本賞
 これはどんなに『フラガール』が面白かったとしてもありえん……。
 観てない作品があるのにとやかくは言えないかもしれませんが、脚本賞は明らかに中島哲也監督でしょ!? 監督賞はあげられないとしても、せめて脚本賞で評価しないと!!
 それぐらいのクオリティーの高さが『嫌われ松子の一生』にはあった!!


・主演男優賞
 これは誰もが予想通り。
 この結果にならなければ納得が出来ません。そして渡辺謙さんのスピーチに目頭が熱くなりました。
 本当におめでとうございました!!(涙)


・主演女優賞
 ここで中谷美紀さんとは……ファンなので嬉しくはありますが複雑。
 中谷美紀さんが受賞したとはいえ『嫌われ松子の一生』の作品自体の評価を付けられた気がしない……(涙)


・助演男優賞
 これは予想通り。
 「アカデミー賞」というのは、やはり映画界で働く全ての人に平等に与えられるべき功労賞、しかも身内で行うある意味で閉鎖的な賞。
 なのですから、これは笹野高史さんが受賞して当然、必然。他の人は別の作品、別の機会で取れば良いのです。


・助演女優賞
 蒼井優さん、昔から大好きです。
 基本的にアイドル好きですし、昔から好きでしたし、映画中心の俳優さんは大好きです。三拍子揃って文句無くおめでとうございます、と言える結果で満足でした。まあ作品はアレですが……。


・音楽賞
 これは、まあ当然の結果かな。実際耳に残る音楽でしたしね。


・撮影賞
 まあキャリアの長い方ですし妥当なのでしょうね。
 作品の質も監督との相性も良さそうですしね。他にコメントはありません。


・照明賞
 これはちょっと嬉しかったです!
 以前撮影スタジオで働いていた時に照明スタッフさんとの付き合いが多少あったので、映画のスタッフロールで密かに照明の方を注目しています。木村太郎さんは知っている方なのですが、それでも中須岳士さんが受賞された事の喜びの方が大きい!!

 だって、だって……岩井組ですよ?
 そう敬愛する岩井俊二監督と組んでいる方の一人、そしてもっと……もっと言うなら、故篠田昇撮影監督と組んで、あの素晴らしい映像を作られていた方……評価されて良いのです。評価されて当然です。
 中須岳士さん、本当に本当におめでとうございます。


・美術賞
 まあ作品の内容からいっても受賞するのは当然だったかな?
 
 ただ、そうですね……やはり岩井組だった、今もかな? 種田陽平美術監督に受賞して欲しかったというのはあったかもですね。そうすれば照明賞の中須岳士さんとW受賞的な扱いだったのに……(苦笑)


・録音賞
 こちらも作品の内容からいえば間違いではないのかな。

・外国作品賞
 つまらん。

・新人俳優賞
 今更感のある俳優が二人。
 須賀健太くんと、何より蒼井優さん。新人賞にノミネートさせた奴等に言いたい……オマエラ正座しろ。

 ……今まで出演した映画は全て無視かよ!!!(激怒)


・その他の賞
 おめでとうございます。ロボットが評価されるのは当然ですよね。
 ただ、亡くなられた方に賞を送るというのは何とも複雑な心地がしますね。


 というわけで長くなってしまったラインナップと感想を読んで頂いてありがとうございました。
 以上で終了です。

 そして、以下は蛇足。
 面倒な方は読まなくて良しです。





 さて、
 2006年に公開された邦画の作品数は417作品だそうです。

 ではその417作品全ての中から選ばれたのが上記の作品なのでしょうか?
 いや、違います。違うからこそ「日本アカデミー賞」の存在意義とか、そういう事が日々問われていて、そして疑問点を投げかけれれ、批判する人間が後を断ちません。当然、僕もその批判する人間の一人。

 例えばノミネートされる作品の多くが日本の3大配給会社・製作会社の「松竹」「東宝」「東映」だったりとか、放送網が日本テレビであるから、そもそも日本テレビ放送網及び読売新聞等がスポンサーになっている映画が多く受賞される……とかそういう事が囁かれてしまうわけですね。
 まあ実際にそういう事があったから、そう言われているのでしょうけれど(苦笑)


 というわけで今回ノミネートされた作品を分類して、簡単な検証(記述間違いがあれば指摘お願いします)。
 ノミネートされた作品は全部で19作品です。


○松竹系配給4作品

『地下鉄に乗って』テレビ朝日

『花田少年史』日本テレビ

『タイヨウのうた』TBS

『武士の一分』日本テレビ


○東映系:2作品

『男たちの大和』日本テレビ

『明日の記憶』日本テレビ


○東宝系:7作品

『ラフ』日本テレビ

『THE有頂天ホテル』フジテレビ

『あらしのよるに』TBS

『ゲド戦記』日本テレビ

『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』日本テレビ

『嫌われ松子の一生』TBS

『涙そうそう』TBS


○角川ヘラルド配給:1作品

『時をかける少女』フジテレビ


○ワーナーエンターテインメント:2作品

『ブレイブストーリー』フジテレビ

『デスノート』日本テレビ


○シネカノン:1作品

『フラガール』テレビ朝日


○アスミックエース:1作品

『博士の愛した数式』TBS


○メディアスーツ:1作品

『かもめ食堂』日本テレビ


 というわけで見出しが配給会社、ノミネートされた作品数。
 ノミネート作品されたタイトルに、その作品がどこのテレビ局の協力が入っているか、という事です。こうして記載されたのを見るといかがなんでしょうね? まあ簡単な調べなので間違えているかもしれません。間違えていたら申し訳ないです……(涙)
 ちなみに数えると、

・日本テレビ⇒8作品

・TBS⇒5作品

・フジテレビ⇒3作品

・テレビ朝日⇒3作品

 計19作品をこのような形で分け合っている事になります。
 やはり日本テレビさんが頭一つ抜けている形になっているのは、主催者が日本テレビ放送網という事で仕方が無いのかもしれませんが……確かに客観性は小さく感じてしまうのも致し方ないですよね。
 つまり、この不公平差が問題なのだという事ですね。

 そして、
 配給会社別に見ると、東映がちょっと抜けてる形になりますね。頭の悪い僕には、本当を言えばこうして言っていても正確な判断は難しいです……はあ。

 まあ今回のノミネート作品を調査しただけで、過去の作品はノータッチです。もっと過去の作品までクローズアップさせないと正確な判断は出来ないのでしょうけれど、やはり僕は「日本アカデミー賞」を注目する事はあっても、純粋に応援できそうにはありません。

 
 「日本アカデミー賞」をもっと素晴らしい賞にする、その為に一人の映画好きとして言えるのは、もっと日本アカデミー賞協会の人数を増やして、協会単独として活発に動けるように映画人たちが努力する事。
 特定のメディアに頼るのではなく、「日本アカデミー賞」という素晴らしい賞の授賞式を放映する権利を毎年テレビ局に買ってもらい、その運営資金でもって協会の運営を円滑に出来るようにする。協賛も増やすように営業努力を行い、もっと配給会社とかスポンサー等の圧力で賞が決まらないように内部監査を徹底。

 また、会社などに属していないフリーで活動している製作者、スタッフをサポート出来るような体制を取り、邦画界全体の活性化を促す。
 つまり映画界に関わる先輩たちにもっと努力して欲しいです。一人の観客としてはそう思う。洋画よりやっぱり邦画が観たいですから。日本人ですもの。
 

 そういう事をしないで何がアカデミー協会だと。それぐらいの事が出来ないのに何が「日本アカデミー賞」かと。
 邦画界の為の、邦画に関わっている人の為の、身内の仕事の成果を祝う為の賞であるのに見逃されてしまっている人たちが居る、ということが何とも何とも日本的な身内社会を象徴していて気持ちが悪いです。

 もっとフリーに評価しても良いじゃないんですか?
 というわけで以上です。久しぶりに長い記事になったので疲れました。

 皆様おやすみなさい。
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COMMENT

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ノミネート作品を見ても心躍らない
MAJI | URL | 2007-02-17-Sat 20:18 [EDIT]
というのは非常に大問題ですな。

単に興行成績が良かっただけのものを並べただけのような。
「優秀アニメーション賞」なんてまさに噴飯ものです。
なんなんでしょうね、これは。
どーも、こんばんはです!
管理人 | URL | 2007-02-18-Sun 00:31 [EDIT]
そして、お久しぶり!! かな?

そして、はい。大問題であると僕は思っています。勝手に。
今更「優秀アニメーション賞」なんて取ってつけてもらっても嬉しくないですよね。
何か日本ってアニメーション海外にも人気あるし、作らないと駄目かなあ? みたいな感じで作って欲しくないですね。

もともと実写>アニメ=マンガ=子供の物=低俗、と考えていた古臭いお年寄りが居たのが腹が立ちます。この長年、映画界にあった風習は今も物色されていない所はあるのでしょう、きっと。
何だかな、納得いきません。

多分、この「日本アカデミー賞」の話だけで2、3時間は持ちますw
文章にしても長くなってしまいましたしね(苦笑)
今は映画にテレビ局も関わってくるので、いろいろと複雑ですよね、問題にする箇所も多岐に渡るでしょうし……はあ。
疲れます(苦笑)

さっちん@会社 | URL | 2007-02-18-Sun 12:35 [EDIT]
たしかに須賀健太君と蒼井優はいまさら過ぎて…うぅ…
こんばんはですー!
管理人・黒子 | URL | 2007-02-19-Mon 01:21 [EDIT]
>さっちん会社さん
お疲れ様です……。
コメントお疲れのところありがとうございます!(涙)

ほんと今さらな感じですよね。
特に昔から蒼井優さんをファンとして観ていた僕としては……ほんとに……。
観ていて、えーって感じでした(笑)

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パイレーツ・オブ・カリビアンの鉄人 2007-02-19-Mon 02:06
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