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『メタル ヘッドバンカーズ・ジャーニー』を観賞。
公式ページhttp://www.metal-movie.com/


  監督:サム・ダン
     スコット・マクフェイデン
     ジェシカ・ジェイ・ワイズ
  脚本:サム・ダン
     スコット・マクフェイデン
     ジェシカ・ジェイ・ワイズ
  撮影:ブレンダン・スティーシー
  編集:マイク・マン
音楽編集:アンドリュー・ライト
音楽監修:フレッド・ブレナン

<出演> 

 サム・ダン
 アリス・クーパー
 トニー・アイオミ
 ロブ・ゾンビ
 トム・モレロ
 ゲディ・リー
 ディー・スナイダー
 ロニー・ジェイムス・ディオ
 トム・アラヤ







 人類学を専攻したサム・ダンが自身の愛する「ヘヴィ・メタル」のルーツを探り、社会に非難され偏見を受けてしまうかを考察するための旅に出た。
 舞台は、メタルの聖地LA、北欧、ロンドン、ロシアなどなどで、“ロブ・ゾンビ”、“ロニー・ジェイムス・ディオ”、“モーターヘッド”、“スリップノット”、“スレイヤー”、“ブラックサバス”などの重鎮に体当たり取材を敢行した!

 「ヘヴィ・メタル」という音楽を知らない僕にとっても、観る前から気持ちが湧き立つキャッチコピーとエピソードで意欲が掻き立てられまくりました。
 サム・ダンが旅をしながら「ヘヴィ・メタル」を探るため取材を敢行したりと、ドキュメンタリーにも関わらず、独創性とストーリー性が良く現れている魅力ある作品でした。

 現在「ヘヴィ・メタル」の始祖論議は様々あるかと思いますが、この作品の中でのルーツはあるバンド――「ブラックサバス」に集約されていました。
 特に「ブラックサバス」のギタリスト:トミー・マイオミへの取材シーンが重要視されていて、観賞している僕は当然のように尊敬の念を感じずにはいられませんでした。
 
 ちなみに、他に「ヘヴィ・メタル」の始祖として挙げられているのは、いくつかのバンドがあります。
 「クリーム」、「ジミ・ヘンドリックス」、「BLUE CHEER」、「ディープパープル」、「レッドツェッペリン」、「MC5」、「MOUNTAIN」、「THE STOOGES」、「ブラックサバス」が挙げられているようです。

 もちろん各々のバンドファン、信者の関係もあり正確な根拠を語ることは不可能なようですね。
 
 
 僕が映画の中で面白いと感じた部分は、サム・ダン自作の「ヘヴィ・メタル」の系譜図。
 こちらは、パンフレットで詳細に記述されているので、購入される事をお勧めします♪

 ちなみに系譜図に載る“メタル”の種類は、全部で24種類。
 天上に初期のメタルである「EARLY METAL」があり、その後に「ショック・ロック」や「プログレッシブ・メタル」、「パンク」、「パワー・メタル」、「ブラック・メタル」、「NWAM」などと続いています。

 その種類の多さと邪悪さは、「ヘヴィ・メタル」の奥深さを感じさせるには十分であり、まさに感動といった感じでした。



 また映画では、歌詞に含まれる暴力的な表現のことや、各々のバンドが魅せるパフォーマンスの過激さにも焦点を当てており、そこに世間からの阻害を受ける事を暗に肯定しておりました。
 しかし、「ヘヴィ・メタル」を愛している十代の若者達が、音楽を聞いたり、ライブ会場で暴れ回ったり叫んだりする事でストレスが解消されている事実を見逃さず、しっかりと映画の中でアピールをしていました。

 難しい部分ではありますが、やはり根拠も無く「ヘヴィ・メタル」を否定する社会には何か問題があるのでしょう。
 もちろん、犯罪を生む可能性も含んではおりますが、犯罪を犯してしまった人間がたまたま「ヘヴィ・メタル」のファンであるからといって、因果関係があるとは限らないのです。

 このようなドキュメンタリー映画は、本当に日本では希少で、悲しい思いがあります。
 日本でももっとドキュメンタリー映画が発展し、しっかりとした発表の場が増えることを切に願っております。


 ★×9.2

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