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『ピンクリボン』を観賞。
『ピンクリボン』



公式ページhttp://www.uplink.co.jp/pinkribbon/


  監督:藤井謙二郎
  脚本:藤井謙二郎
  編集:藤井謙二郎

<出演> 

 黒沢清
 高橋伴明
 井筒和幸
 女池充
 池島ゆたか
 吉行由実
 若松孝二
 渡辺護
 足立正生
 田尻裕司
 林田義行
 森章






 “ピンク映画”とは、低予算と極端に短い撮影日数、しかも35ミリフィルムという厳しい条件の下、独立系の会社によって製作される成人向け商業映画の総称。

 60年代前半に誕生した“ピンク映画”は、アダルトビデオの台頭と同時に廃れていきました。
 しかし未だまだ年間約90本の作品が制作されているようです。

 そんな“ピンク映画”の仕事に携わる関係者に取材をしたドキュメンタリー作品がこちらです。
 隆盛を極めていた当時の監督達や、現在の廃れていっている現代の製作者達、と取材の焦点も2つの方向性があり、より深く“ピンク映画”のことを知れる利点がありました。

 
 当時の“ピンク映画”はもちろん世間とは離れた場所にはあったのですが、作品によっては海外で評価されたり、時流に乗っていたりという時代変化を思わすような作品もあったようで、それなりに注目度は高く、人気と需要もあったよう。
 現在はというとやはり映画の主流は洋画であり、一部の大作邦画が映画館で上映され、マイナー作品は単館系の映画館や都市部だけでしか公開されず、性描写はもっぱらアダルトビデオに頼りきり、じゃあ“ピンク映画”はというと外れた場所で上映されている状況。

 広告する事は法律で禁止されており、需要は少ない。
 僕は“ピンク映画”は観たことはないのですが、こうやってドキュメンタリー作品で見せられてしまうと途端に失われる文化に寂しさを覚えてしまいますね。

 とはいえ、廃れる文化は廃れるだけであって寂しさを覚えるだけで愛着はありません。
 こうした移り変わりは容認しなくてはなりませんし、過剰反応をして残さなくては!! というのも僕は間違っていると思います。

 過去の文化や思想を美徳とするのは構わないけれど、それを現代に適用したり、復活させようとかいうのは間違っているはずです。
 この先、“ピンク映画”が無くなってしまっても時流には全くの変化はないだろうし、一部の方々の職が失ってしまう……だけに過ぎないのですよね。

 悲しむべき事ではありますが、仕方ないのではないでしょうか……。
 しかし、こうしたカルチャーにスポットを当てるドキュメンタリー作品というのも良いものですね。

 目の付け所が違うというか、監督の意気込みを感じる作品であります。


 ★×7.4

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